さっちゃんのガラクタ屋に戻る もう一つのさっちゃんの支店に戻る 5月観察メモに戻る 湖東三山に戻る


 くだらでらと読まずに ひゃくさいじと読みます 推古天皇の時代 聖徳太子の御願で創建 本尊は太子自作とか お堂は百済国の梵閣「龍雲寺」を模して造られたと伝えられています
 高句麗 百済の僧がこの寺の任にあたったと説明書きにありました 
 やがて天台宗に 湖東の小叡山ともいわれる壮大な寺院に
 しかし織田信長の時代 この寺が佐々木氏を援護したため 焼き討ち ことごとく焼失しました湖東三山は 織田信長の悪行を辿る旅と書いている本がありましたが なんかそんな気分に 



ここからは一人で周りました 閉門が五時までとかで 急ぎ足 菩提樹です 舟弁のようなところから 花の房が垂れ下がっています
これが花の蕾 広場の奥に 宝筐印塔が 別のを組み合わせていました
これから参道を登って行きます 少し暗くなってきました もう少しで山門に 木立の中にあらわれました
山門をくぐって  じぐざぐに上ると
宝筐印塔も出迎えてくれました
そしてやっと本堂に 
この本堂 仁王門 山門は江戸時代 寛永を経て 慶安に再建されました でも ここは もっと古く感じられるのはなぜでしょうか? 幾多の不運をこの場所から思い出させるからでしょうか
渡来人の足跡 過去にはあったのでしょう 寂れた面影は感じさせてくれます 夕方だったせいで人影もありません  堂内にも土足で入ることができました 
この奥に本尊木造十一面観世音菩薩が安置されています 藤原時代 みやこわすれ が咲いていました はなあぶなんですが 赤茶に光っていました
たつなみそう 色が少し変です 新造された 石像仏  ここも渡来人の穴太積何でしょうか 石の形に合わせて 逆らわず 自然に積み上げる それでいて計算されています
この書は小野の東風 参拝のときの書と言われています この縁側に座ってゆっくり 百済寺はこのお庭の方が明るいです 
鯉の餌も売っていました ちゃんと観光地してます 隅に宝筐印塔が寂しく置かれていました やはり江戸期の池泉廻遊式庭園でしょうか
池の周りを一巡りしました
思わぬところにモリアオガエルの卵塊がありました
蛾みたいなのもくっ付いていました それにありんこも歩いていました コウホネ 黄色がきれいでした お庭の上から遠く湖東平野が望まれます