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 石部駅の明かりに来ていた虫、それに帰り道のからすうりの花。今日の夕刊に載っていましたが 人間が野原に立つとそこだけ空間が開く。落ち着かない。違和感を感じる。という意味が書かれていました。本当にそんなことをよく感じます。
 
 灯火に集る虫 決して人間が作りだした強力な明かりが恋しくて 好き好んで来ているわけではありません。白い花の蜜を求めて来たら白色に光る駅の蛍光灯だったんでしょうか?
 
 人知れず咲く からすうりの花も 夜飛ぶ蛾が目当てで よく目立つ白色に咲いています。人間なんか眼中にありません。人間の誕生以前の何億年まえからの営みです。大きくのさばった人間が違和感を感じるのはしかたがないことです。

 山に野原に川原によく行きますが おっちゃんは なんか落ち着きません。居所がないのです。「そこは人間のいるとことちゃう」「こんなに草を刈ってしまってなにすんねん」「ましてや薬まで撒いてしまって」と草に木に虫たちがわめき始めています。 人間の繁栄自体が不自然なんでしょうか?

そんなことを感じさせる 暑い暑い真夏の仕事の帰り道でした。 夢のような白いきれいな花でした。

明日は露天にいこーーーと。 


さびかみきり  駅の明かりに飛んで来ていました。 触角をいっぱいにひろげ大きく見せていました。幼虫は杉や松に寄生します。  蛾 名前はわかりませんが 前足が毛むくじゃら 髭はきれいな曲線を描いています。これも駅の高架橋 桟橋の壁に張り付いていました。
からすうり やっと撮れました。でも夜の写真はむつかしいです。白色の10センチぐらいの繊細な花。朝見るといつもくしゃくしゃと丸まってすぼんでいました。風船ガムを膨らませてはじけて すぼんだのを少し丸めた感じ。   雄花と雌花があります。秋には真っ赤な実をつけます。♪真っ赤だな からーすうりって真っ赤だな♪
花の時期はうだるような真夏の夜。さわやかな白色のはなを咲かせます。